【NAS】やっとデータの取り出しをする気になった
投稿日 2025/02/26 PC関連 #Linux #NAS #PCパーツ #Ubuntu #周辺機器

最近は一般でもNASの需要が増えてきているらしいです。
便利ですからね、わかります。
だけど、何でもそうですが、正常に使えているうちはいいんですよ…
トラブルというのは突然やってきます。
ゆえに日頃の保守メンテは大切なんです。
まして大事なデータに関わることなら特にね。

うちのTerraMaster F2-220がお亡くなりになって3ヶ月ほど過ぎました。
最初はHDDが駄目になったと思ったのですが、本体が壊れたようです。
電源を入れても虚しくファンだけが回る状態。
通電はしてるぜ、おk!
って、無駄にポジティブな思考がさらに虚しさを倍増させるまさに負のスパイラル。
なんかやる気が失せてゴロゴロしていましたが、やっと気持ちが落ち着いてきたのでデータ取り出しの準備をします。
HDDは一応生きている… たぶん
まずは状態の再確認ですが、NASの本体は駄目になっています。どうやらそれに巻き込まれた感じでHDDに論理障害が発生しているようでした。
HDDが壊れる(物理障害)でなければ、まだ中のデータを取り出せる希望はあります。
データの取り出しを業者に依頼すれば数万から数十万かかります。
そして、100%確実の保証もありません。
頼んで救い出すほどのデータでもないので自分でサルベージすることにしました。
僕のNASは500GBのHDD1台で運用していたので、HDDが壊れていなければ自分でもできます。
HDDはとりあえず生きていた
本来こういったHDDのトラブルに対する手順では電源を入れるのは禁止ですが、状態を確認するには電源入れないとわからないですよね。電源を入れてHDDから変な音がしないか、熱がどんな感じか、目視や触って確かめます。
HDDのクローンを作るほうが確実で安心して作業を進められるのですが今回は作りませんでした。
経験上の感覚でHDD自体は大丈夫と判断しました。

NASはどのメーカーであってもLinuxベースのOSを使っていることがほとんどなので、Linux環境で作業をします。
個人でできる範囲はスキルが有ればすべてできるかもしれませんが、RAID1(ミラーリング)かシングルくらいと思ったほうがいいでしょう。
その他の場合は、自信がなければ素直に諦めるか業者に依頼することを勧めます。
ubuntu 22.04 LTS を使用。
HDDをUSBで繋いでディスクの状態を確認しました。

ディスクを認識したのでまずは第1段階はクリアって感じです。
取り出したいデータの領域はRAID構成になっていてアクセスできないので、これからいくつかの工程を進めていかないといけません。
まだまだ超えないといけないハードルは続きます…
データのサルベージ完了しました。
【NAS】RAID1構成のHDD1台からデータのサルベージ